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見えないホコリや汚れをそのままにしておくと、シミができてしまったり、くすんだりする可能性があります。
日常的にしっかりとお手入れをして、綺麗な状態を維持しましょう
【その1 ハンガーにかけて一晩陰干し】
体温や湿気を払い、着じわを取り除きます。
ほこりは、布目にあわせて横に払うことを忘れずに。
ビロード等の布を使用すると、箔にやさしく劣化しにくくなります。
着物の汚れは細かいホコリによるものがほとんどです。ホコリをしっかり取り除くことで、お着物の状態を良く保つことができます。
【その2 シミ・汚れのチェック】
シミや汚れは、ないように見えても直接肌に触れる衿や袖口には、皮脂や汗がどうしてもついてしまいます。
シミ抜きには技術が必要になりますので、汚れを発見したらプロのクリーニングに依頼しましょう。
【その3 着物に合ったたたみ方】
着物や帯は、それぞれたたみ方が決まっています。きちんとしたたたみ方を覚えれば、着物は傷みにくくなります。
~着物のたたみ方~
・本だたみ
長着や羽織のたたみ方です。女物、男物、単衣、袷はこのたたみ方になります。
・袖だたみ
本だたみに対する仮のたたみ方で、一時的にたたむ場合に用います。
・夜着だたみ
二枚重ねの長着や絵羽模様の着物、子供の着物、夜着、丹前などのたたみ方です。
留袖、男物の紋付き、刺繍や箔のある訪問着は、紋や模様を傷めないようこのたたみ方をしましょう。
・襦袢だたみ
襦袢やコートなどのたたみ方です。
着物での所作⇒
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